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家の中に雨漏りがあると木材や建材が腐食しカビやダニ、シロアリの発生源となってしまいます。家が腐る原因は「木材の腐朽菌」によるものが大半で、ただ「木材の腐朽菌」という名前の菌は存在しておらずこれはキノコと同じように木を腐らせる働きを持つ菌類のことを総称してそう呼ばれているのです。これらの菌は土中や空気中にも沢山浮遊しており身の回りのどこにでもいるごく普通の菌類です。そのためこれらを完全に排除、駆除することは不可能ですから、家の中で菌を発生、起因させないことが一番の防御策となります。では腐朽菌が好んで発生する場所はどこか。主に目に見えない場所で常に濡れて湿っている箇所、つまり水回りで多く発生します。
腐朽菌は表面が白色、褐色、黒色となっているのが大きな特徴で白色の腐朽菌はよく濡れたり乾いたりする場所で発生しており表面が白いカビのように変色しています。しかし目に見えない箇所で発生する腐朽菌は最悪です。これらの腐朽菌は褐色や黒色で目に見えない湿っぽい場所で発生して家の土台や柱を腐らせます。最近の住宅は合板が多様化されているので、雨水が漏っているところからいたる所に伝わって広がっていきますから雨漏りがわかり難いのが現実です。ですからある日突然シロアリが発生し壁にカビが生えることでしかわかりません。
雨が漏ってきているなと思ったら応急処置はもちろん本格的な修理も急ぐ必要があります。腐朽菌にとって居心地の良い場所は次の4つになります。水分・温度・空気・栄養です。この中で特に対策として有効なのが、水分(湿気)と栄養源を豊富にしない断ってやる環境にする事です。SPI工法のように床下や壁の中にも常に新鮮な空気で換気され風通しの良い場所は木材腐朽菌にとっては居心地の悪い環境です。あと腐朽菌の栄養源は木材に含まれている成分です。雨水や水漏れなどで木材が湿ったら木材の栄養分が分解されやすく、キノコ栽培のように腐朽菌の栄養成分になってしまいます。常に新鮮な空気に触れていないと壁材や紙片なども格好の栄養分となりますから、雨漏りを放置したままにしないようにしましょう。また外部の木製陸屋根やベランダ、庭で雨ざらしになる木製のエクステリア商品も、置物や雑草などに覆われて風通しが悪くならないように注意が必要です。