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家を新築する場合にはエアコンの取り付け場所を決めて専用のコンセントと配管用のスリーブ管を前もって取り付けておかなければいけません。中にはエアコンの取り付けは居住者任せの住宅会社もありコンセントの位置もいい加減で、あとで延長コードを壁にはわされることもあります。それより大切なことはスリーブ管の取り付け方法です。とくに高気密・高断熱で造った住宅の場合は壁の中には気密層や厚い断熱材が入っています。スリーブ管の後付け工事は気密層も含め断熱材と密着させて施工をすることが出来れば気密断熱効果は保たれると思います。しかし後付け工事は、ほとんどが外壁面や室内側から専用のコアドリルでストレートに穴を開けてしまうので、気密層も破壊され断熱材も巻き込んで断熱層も破壊、穴も少し大きめに開けるので壁の中ではスリーブ管の周りは隙間がかなり空いています。これは壁の中なので隙間にコーキングやパッキン材を充填したくてもできない状態なのです。外壁面と室内壁側には化粧カバーで隠れてしまうので見た目は完璧な取り付け工事にみえますが、大切な壁の中では気密層と断熱層は破壊されたままです。その隙間からは24時間の換気減圧効果で冷たい冷気が直接建物内に浸入してきますから、冬は家の中が高気密・高断熱住宅なのに寒くなってしまいます。気密・断熱層を貫通するエアコンのスリーブやその他配管・配線などの隙間は必ず充填材で隙間を補填しなくてはいけません。それゆえエアコンの設置場所は機種も含めて建築当初より決めておくことです。後付けの場合は業者さんにもその点をお願いして壁面の穴が少し大きくなったとしても気密・断熱欠損がないように取り付けてもらいましょう。